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日記 かじかんだ手でも、切先を据えて居てほしいから 2025.12.14.12:15 このあいだは読んでくれた人ありがとう。まあ別に読んでくれと頼んではいないのでアレですけど。続きを書くと言ったのに書かなかったのはそれはそういうとこがかわいいよねと思わせる為の作戦です。作戦ですよ。作戦成功。大変です。いろいろ計算してサボるのも。12:22 ねじれるようにして始まったあの日、開演時刻からの数時間をここに記す。おとなりは決して大きい場所ではなくて、ライブハウスなんかと比べるとね、けれど自分の部屋よりは幾分か広い空間だから、だからあんな気持ちにもなれるんだと思う。薄暗いとも仄明るいとも映る、ゆらめきの向こうに自分の心境が反映されてるみたいな感覚。ただ自分だけがヒリヒリと走る静電気みたいな緊縛の中、何を見るとも見れないままで居た。幕開け、最初の演者の30分間を耳でだけ感じながら、聴衆としてはそうね鼻で嗤いながら、或いはもの珍しいものを眺めるようでありながら、だけど昔ほどは苛立ちも無くて、なのにやっぱり、そうね日常と比すればそれはもう一目瞭然に自分がささくれ立ってゆくのを感じてた。ピリピリと走る査定には影響しないような細かな傷のひとつひとつが、ただ自分だけに知覚出来て居ました。手間のかかる子だねぇと思いながら、身体をゆすっては自分をあやしてた。12:44 それでは質問です。考える人くらい考えましたか?はい。それはもう、考える人くらい考えましたよ、ええ。やっぱそうですかー。では、答えは出ましたか?いいえ。そんなの有るわけないじゃないですか、こちとらそうゆうのでやってないんですよ。まあ、やっぱりどうしたって、いつしか時間はやって来る。なにも考えないで、席を立つしかなかった。12:47 服を脱いで身軽になった時、ああ始まるんだと思うと、用意された場所へ用意して来たものを持っていくような、ゆだねる他ないあの清々しさが身を包む。脱いだのに包まれるなんて今思うと変な感じだ。 喉から血が出る時、きっと手を伸ばせば届く 2025.12.11.21:29 このあいだは来てくれた人どうもありがとう。まあさすがに今回はそう思っています。だって来て欲しいなんて書かなかったからね、どっちかがお願いして来て貰うなんてねそんなの市役所の納税課とかで散々やったけどこちとら毎回憎しみを込めて席についてたん...