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日記 タバコ吸ってもいいですか そして また 電話かけてもいいですか。 2025.4.2.11:44 もしもし今って大丈夫ですか。起きると少しお腹が痛かったんですか。まるでさっきみたあのぎりぎり視認出来る小雨みたいにですか。あとは、また、悪い癖が出た所ですか。それはね、そう、うろ覚えだけど、お金をおろしてもういいやって気持ちでパチンコにでも行こうとしたんだ。そうして向かったさきにはゲームセンターがあった。そこで、赤い小さな自動販売機を見た。そして女の子が居た。近く並んだその子は背丈もそれなりに大きいようにみえて、他にも2人子供が居て、自販機のパッケージにはおもちゃのカバンが各色プリントされていて、2人がそれを選んでるのをただひとり、ただ独りで物欲しそうに見つめていた。あぁ、友達同士じゃないんだ。と思った。思うと、不思議にピンスポットがその子だけに当たっていって、そうして、心臓が縄状の戒めで締め付けられるのを感じた。駄目だよ、駄目だ、って、そう体裁を前に思いながら、残り一つのパステルピンクのカバンを買ってあげたくなった。ほどなくして直ぐ、その子は母親を大きな声で探し始めた。心配そうに目を配るフリをして、深い深い部分のどこか一角で、どうかその子も自分と同じであって欲しいときっと思っていた。千円札を5枚入れて、折り畳まれたポシェットを買った。手に持つとカバンと呼ぶには小さかったんです。母親をさがして階段を降りると、薄暗く薄汚い居酒屋と娼館が一体になった施設だった。木の壁と同じ色の照明の中、やつれ切っているようにも、極楽の住人のようにも見える女達の群れを抜けて、その子は必死に母親を呼んでいた。卵が割れないように手で包むみたいに、付かず離れずでその子の後を歩いた。つんざく泣き声が刃こぼれを起こすように、半ば諦めにその子は腰を下ろして、いよいよと床の一部のようになった時、ようやく自分は声をかける許しを得られたような気がした。瞬きを入れる毎に、骨と皮のあいだの肉が削がれていくようにみえた。何か食べなきゃ。何が食べたい?そう聞くと、諦めを乗せた拳で以って殴るように、ハンバーグって、その子は言って、自分のオウム返しにまたその子は、もういちどハンバーグって、さっきよりも弱々しい、命や信念や明日を蔑ろにした声色で答えた。鼻をすする音が聞こえた。腐臭を絵に描いたような最期をこのあと、迎...